Knowledge /CBDを配合した革新的コーヒー|Jibby Coffeeの販売戦略
- D2C マーケティング 美容
Table of Contents
Jibby Coffeeとは
Jibby Coffeeとは、2020年にAlvaro Ortega氏とJames Reina氏によって設立された、CBD配合のコーヒーをメインで提供している企業です。

本記事では、
- Jibby Coffeeの販売戦略
- Jibby Coffeeのコンテンツマーケティング
について紹介します。
Jibby Coffeeの名前の由来
“Jibby”という名前は、ヨットの前方にある“jib sail”(ジブセール)に由来しています。
ジブセールとは、ヨットの前方にある小さな三角形の帆のことで、メインの帆と協力して船を進める重要な役割を担っています。ジブセールの主な機能は、船の前方を風上に向けることで、船を正しい方向に導くことです。風向きが変わったり、波が高くなったりしても、ジブセールが適切に調整されていれば、船は安定して目的地に向かって進むことができます。
Jibby Coffeeの創業者たちは、ジブセールのこの役割にインスピレーションを受けました。彼らは、自社のコーヒーが人々の日常生活においてジブセールのような存在になることを期待しています。つまり、Jibby Coffeeを飲むことで、人々が目標に向かって正しい方向に導かれ、安定して前進できるようになることを願っているのです。
また、ジブセールが風を捉えて船を推進させるように、Jibby Coffeeも人々にエネルギーを与え、一日を通して活力を保つ手助けをしたいと考えています。創業者たちは、自社のコーヒーが単なる飲み物ではなく、人生の航海を支える大切な存在になることを目指しています。
Jibby CoffeeのCBDコーヒー

Jibby CoffeeのCBD Coffeeは、高品質のコーヒー豆とCBDを組み合わせた革新的な商品です。
新鮮なコーヒー豆を丁寧に焙煎し慎重に抽出した上で、25mgのCBDを配合しています。CBDは麻植物由来の非精神活性化合物で、リラックス効果やストレス緩和などの健康上の利点が期待されています。同社のCBD Coffeeは、カンナビジオールの潜在的なメリットとコーヒーの味わいを両立させ、新しいコーヒー体験を提供しています。
また、同社はコーヒー豆を仕入れる際に、フェアトレード認証を受けた農園から調達するようにしています。フェアトレードとは、発展途上国の農家や労働者の生活改善と自立を目指す取り組みのことです。
フェアトレード認証を受けるためには、以下のような条件を満たす必要があります。
- 児童労働や強制労働を行わない
- 安全で健康的な労働環境を提供する
- 農薬や化学肥料の使用を最小限に抑える
- 農家に対して公正な価格で取引を行う
これらの条件を満たしたコーヒー農園は、フェアトレード認証を受けることができます。Jibby Coffeeはフェアトレード認証を受けたコーヒー豆のみを使用することで、コーヒー農家の適正な労働と公正な取引を保証しています。
Jibby Coffeeの販売戦略
外部広告への取り組みをほとんど行っていないJibby Coffeeは、どのようにして認知度を高め、多くの人から愛されるブランドへと成長していったのでしょうか。
本章では、Jibby Coffeeの販売戦略を3つ紹介します。
1.顧客から直接フィードバックを得る
Jibby Coffeeは、商品開発において顧客とのコミュニケーションを重視しています。
実際に、商品が発売されいち早く購入してくれた初期段階の顧客1人ひとりと10分間電話で話し、良い点や悪い点を直接聞いて、その内容を商品開発や顧客体験の改善に活かしていました。
顧客との直接的なやり取りを大切にすることで、レビューなどでは得られないような顧客の深いニーズも理解でき、それに応えるための取り組みを行っているのです。
2.無料PRと口コミにより認知度を向上

Jibby Coffeeは、外部広告にはまだ力を入れていませんが、無料のPRと口コミを通じて認知度の向上に成功しています。商品に満足した顧客が自然と周りの人にJibby Coffeeを勧めることで、ブランドの良い評判が広がっているのです。
また、プレスリリースなどの無料PRを活用することで、メディアに取り上げられる機会を増やし、ブランドの露出を高めています。
3.Jibby Coffeeが気に入らなかった場合、30日間の返金保証で100%返金されるシステムを導入
Jibby Coffeeは顧客満足度を高めるために、30日間の返金保証制度を導入しています。
もしJibby Coffeeが顧客の期待に沿わなかった場合、購入後30日以内であれば100%返金されます。この制度により、顧客は安心してJibby Coffeeを試すことができるため、購入へのハードルを下げることができます。
返金保証制度は、Jibby Coffeeが自社製品の品質に自信を持っていることの表れでもあります。
Jibby Coffeeのコンテンツマーケティング「Coffee & Art」

Jibby Coffeeは、コンテンツマーケティングとして、ブログシリーズ「Coffee & Art」を実施しています。この取り組みでは、新進気鋭のアーティストにスポットライトを当て、彼らのストーリーをインタビュー形式で紹介しています。
コーヒーとアートという、一見どのような関わりがあるのかが分かりにくいこの取り組みには、下記のような狙いがあります。
1.ブランドイメージの差別化
多くのコーヒーブランドが味や品質、環境への配慮などをアピールする中で、Jibby Coffeeはアートとのコラボレーションを通じて、創造性や芸術性を重視するブランドであることを示しています。これにより、競合他社とは一線を画すユニークなブランドイメージを確立することに成功しています。
2.顧客エンゲージメントの向上
アーティストのストーリーや作品は、視覚的に美しく、読者を引き付けるコンテンツとなります。読者はアーティストの創作プロセスや作品に共感し、Jibby Coffeeのブログをもっと読みたいと思うようになります。これにより、顧客はブランドへの興味や愛着心が芽生え、エンゲージメントの向上につながります。
3.新規顧客の開拓
アートに関心のある人が必ずしもコーヒー愛好家であるとは限りません。しかし、「Coffee & Art」プロジェクトを通じて、アートファンがJibby Coffeeのブランドに興味を持つことで、新たな顧客層として取り込める可能性が高まります。また、アーティストのファン層にもリーチできるため、ブランドの認知度向上にも役立ちます。
このように、「Coffee & Art」プロジェクトは、単なるコンテンツマーケティングの枠を超え、Jibby Coffeeのブランド価値を多角的に高める戦略的な取り組みと言えます。コーヒーとアートという異なる分野を結びつけることで、他社にはない独自の価値を提供し、顧客との絆を深めながら、ブランドの成長を図っているのです。
Jibby Coffeeの成功要因
Jibby Coffeeは競争の激しいコーヒー業界において、独自の戦略で成功を収めています。今回の調査を通じて、同社の成功要因は以下の4点にあると考えました。
1.顧客とのコミュニケーションを重視
2.ユニークなコンテンツマーケティング戦略 「Coffee & Art」
3.品質と持続可能性へのこだわり
4.CBDコーヒーという革新的な商品開発
これらの成功要因は相互に関連し、シナジー効果を生み出しています。単に優れた商品を提供するだけでなく、顧客との絆を大切にし、ブランドの価値観を一貫して表現することが、ビジネスの成功につながることを示している事例だと言えます。
まとめ
Jibby Coffeeは、顧客とのコミュニケーションを重視した商品開発や、「Coffee & Art」プロジェクトなどのユニークなコンテンツマーケティングを展開したことで、創造性と芸術性を重視するブランドとしての地位を確立することに成功しました。
また、品質と持続可能性へのこだわりを示すフェアトレード認証コーヒー豆の使用や環境保護団体への寄付により、同じ価値観を持つ顧客からの支持を獲得しています。
CBD配合コーヒーという革新的な商品開発の成功は単なる運やタイミングではなく、顧客ニーズを深く理解し、それに応えようとする姿勢が実った結果であると言えます。
他のブランドや企業もJibby Coffeeの取り組みから学び、自社の強みを活かした戦略を展開することで、持続的な成長を目指すことができるでしょう。
<参考記事>
service /Ansatzのマーケティング支援
アナリティクス
アナリティクスコンサルティング
専任のコンサルタントがアナリティクス戦略の導入を総合的に支援します。要件定義・PM業務を中心に、進行管理なども対応します。
アナリティクスオペレーション
専任のコンサルタントがアナリティクスの実務支援を行います。購買分析やアンケート施策など、明確なスコープに対してリソース提供を行います。
プロジェクトマネジメント
事業成長に向けてデータ活用を最大化させるため、データ定義・オペレーション構築・モデル開発・モデル活用まで包括的にサポートします。
マーケティングBPO
事業成果の最大化に向けて、マーケティング施策の実行を支援します。運用設計から体制構築まで、明確なスコープに対してリソースを提供します。